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デシカント空調のリース対応

目次

デシカント空調は、高精度な湿度制御が求められる工場・研究施設・商業施設などで広く採用されています。しかし、導入時の初期費用が数百万円から数千万円に及ぶケースもあり、コスト面で導入を躊躇する企業も少なくありません。

そのような場合に注目されているのが、リース・レンタルによる導入です。本ページでは、デシカント空調をリース契約で導入する際の仕組みやメリット、注意点を解説し、目的に応じた最適な選択につなげる情報を紹介します。

デシカント空調のリース導入とは?

リース契約とは、リース会社がメーカーから設備を購入し、企業が一定期間・一定料金で使用する契約形態を指します。設備の所有権はリース会社にあり、契約期間中は利用権のみを持つ仕組みです。

デシカント空調をリースで導入することで、初期費用を抑えながら設備更新・省エネ化を進められるため、特に中小企業や多拠点運営を行う施設での採用が増えています。

リース導入のメリット

1)初期費用を大幅に削減

リースでは機器の購入費・工事費などを月額料金に分割できるため、大きな一時支出を抑えられます。資金を他の事業投資や運転資金に回すことができ、財務面での柔軟性が高まります。

2)最新機種への更新が容易

契約期間終了後、機器の買い取り・返却・再リースが選択可能です。最新の省エネ機器への更新サイクルを作りやすく、性能向上や環境基準への対応を継続的に行えます。

3)経費処理が可能

リース料は原則として全額を経費(損金)として処理できるため、減価償却の手続きが不要になります。資産計上を避けたい場合にも有効です。

4)保守・保証を一体化できる

多くのリース契約では、保守メンテナンスや自然故障保証を含むプランが用意されています。修理費や交換対応も月額内で完結する場合があり、トータルコストを把握しやすくなります。

レンタルとの違い

リースと似た形態に「レンタル」がありますが、目的や契約期間に違いがあります。

項目リースレンタル
契約期間3〜10年など長期1日〜1年など短期
対象設備新規購入機器既存機器の短期貸出
導入目的中長期的な運用試験運転・仮設・季節利用
コスト形態月額固定(長期契約)日額・月額(短期契約)
所有権リース会社レンタル会社

短期間の除湿試験や季節的な利用ではレンタル、長期的な省エネ対策・環境制御ではリース導入が適しています。

リース契約の一般的な流れ

  1. リース会社・販売代理店への相談
  2. 現地調査・見積もり・リースプラン作成
  3. リース審査・契約締結
  4. 設備導入・試運転
  5. リース期間中の運用・メンテナンス
  6. 契約満了後:更新・返却・買取を選択

導入前に確認すべきポイント

  • 契約期間・月額料金・総支払額のバランス
  • メンテナンス・保証の範囲(部品交換・修理対応)
  • 契約満了後の扱い(再リース・返却・買取)
  • 契約途中解約の条件(違約金・再販価値)
  • 設備保険や自然災害時の補償内容

リース導入が効果的なケース

  • 複数拠点で段階的にデシカント空調を導入する企業
  • 補助金や助成金と組み合わせて費用を最適化したい施設
  • 設備更新サイクルを明確にして運用コストを平準化したい工場
  • 急な需要変動・期間限定プロジェクトで除湿設備が必要な場合

リース・レンタル活用時の注意点

リース契約では契約期間中の中途解約が原則できず、残期間分の料金が発生します。また、レンタルは短期利用に適している反面、長期的には割高になる場合もあります。

導入目的と運用期間を明確にした上で、「リース」「レンタル」「購入」の3つを比較検討することが重要です。

費用面だけでなく「目的に応じて選ぶ」ことが重要

同じリース導入でも、チルド食品工場・医薬品研究所・クリーンルームなど、用途によって必要な湿度精度や制御方式は異なります。目的に適した仕様を選ばなければ、せっかくのリース導入でも効果を十分に発揮できません。

「どの機種をどの環境でどの期間使用するか」を明確にし、運用コスト・保証・更新条件までを総合的に設計することが重要です。

見積・契約時にチェックしたい項目

  • 月額料金に含まれる費用項目(保守・保証・設置費など)
  • リース期間終了後の更新・返却条件
  • リース料率・残価設定の有無
  • 補助金・税制優遇との併用可否
  • 契約中のメンテナンス責任範囲

導入事例から学ぶ活用シーン

保険・保証内容を理解したうえで、業種や環境に応じた最適なデシカント空調を導入することが重要です。以下では、医療・食品・精密機器などの各分野における導入事例を紹介しています。設備導入時のリスク対策や運用の参考にしてみてください。

医療・福祉施設衛生性と安定湿度を両立する導入事例を見る
食品工場結露防止と品質維持を実現した導入事例を見る
物流倉庫省エネと安定環境を両立した導入事例を見る
GMP・医薬品製造厳格な湿度管理を実現した導入事例を見る
精密機器製造高精度な低露点環境の導入事例を見る
THREE SELECTIONS
目的に応じて選ぶ
デシカント空調製品おすすめ3選
チルド食品の冷却包装
向け
カサバー
カサバー

画像引用元:株式会社ティーネットジャパン公式HP
(https://www2.tn-japan.co.jp/kathabar/contents/products/kathabar/)

低温度帯での省エネ稼働と衛生管理

0℃付近で高い省エネ効率(乾式デシカント比約40%削減※1)を発揮し、低温環境での運用コストを大幅に削減。霜取り運転も不要なため安定した稼働が見込めます。

特殊溶液が結露・粉じんを抑え、製品トラブルを予防。除菌性(食塩水相当)により空気中の菌も除去※2し、HACCPにも対応可能です。

有機EL製造・開発環境
向け
ドライセーブSSP/SZP
ドライセーブSSP/SZP

画像引用元:株式会社西部技研公式HP
(https://seibu-giken.com/products/287/)

超低露点乾燥を実現する独自技術

機能性ハニカム構造を製造する技術と、特殊シリカゲルや合成ゼオライトを使用することにより、-90℃DPという超低露点に対応します。

クリーンブースの一体設計が可能。湿度制御の精度を高めることで、恒常的な超低湿制御が前提となる有機EL製造に対応できます。

冷蔵ショーケース結露対策
向け
カラットデシカント
カラットデシカント

画像引用元:日本特殊陶業公式HP
(https://niterra-air.com/)

営業を止めずに黒カビ・結露対策

天井埋め込み型なので店内の景観を損なわず、最短1日の夜間工事※3で設置が完了。営業への影響を抑えた導入が可能です。

独自開発の除湿素材を活用し、店内の湿度を40〜50%に保つことで、冷蔵ショーケースの曇りや結露の発生を抑えやすい空調環境を整えます。

※1 108.8kW→61.9kW 参照元:ティーネットジャパン公式HP(https://www2.tn-japan.co.jp/kathabar/files/products_kathabar/comparison_table.pdf)
※2 実証実験による結果。測定場所:某ビール工場 測定日時:1998年7月7日 測定機器:RCSエアーサンプラー(密閉状態で測定)
参照元:ティーネットジャパン公式HP(https://www2.tn-japan.co.jp/kathabar/contents/products/kathabar/)
※3 1台で約1日(スーパーマーケットの場合、閉店後~翌開店前まで)で設置可能。 参照元:日本特殊陶業株式会社公式HP(https://niterra-air.com/faq/)