西部技研のデシカント空調｜ドライセーブSSP/SZP

ここでは、西部技研が開発・提供するデシカント空調「ドライセーブSSP／SZP」シリーズについて、製品の特徴や導入実績などをご紹介します。

西部技研のデシカント空調

ドライセーブSSP/SZPの特徴

画像引用元：西部技研公式HP
https://seibu-giken.com/products/287/

露点−90℃まで対応する
超低露点除湿

独自のハニカム構造のローターを使用しており、露点温度−90℃までの超低露点に対応できます。水分に敏感な製造現場において、材料劣化や発光不良のリスクを抑え、製品の歩留まりや品質の安定化に貢献。

露点変動を抑えた連続運転により、安定した湿度環境が提供されるため、工程間の品質バラツキを減少させ、製造コストの削減と生産性の向上を実現します。

空調設計から環境構築まで一貫対応

単体での除湿機能に加え、高気密ブースや窒素循環装置と組み合わせた空調設計にも対応。湿度制御の精度を高めることができるため、わずかな水分や酸素の影響が製品歩留まりに直結する製造現場でも安心して活用できます。

研究開発環境からクリーンルームまで、工程に適した空気環境を構築できるため、導入の効率化や初期不良の抑制、安定した品質の確保にもつながります。

ドライセーブSSP/SZPの
主な仕様と性能

要求露点、風量、ユーティリティ、設置場所など、要望に応じた個別設計を提供しています。

主な導入先と用途

導入先については詳細の記載がありませんでしたが、以下の用途で導入されています。

• 乾燥時間の短縮
• 天井結露水漏れ/カビの改善
• 低温環境で結露しない空気環境
• 電子部品・精密機器工場：静電気対策・歩留まり改善

西部技研の
基本情報

西部技研は、1965年の法人設立以来、除湿機や全熱交換器、VOC処理装置などを展開し、国内外の製造・保管・研究分野で幅広く活用されています。

なかでも自社開発のハニカム構造を使用したデシカント空調は、除湿性能と省エネルギー性の両立を特長としており、低露点空気の安定供給が求められる現場で導入が進んでいます。