デシカント空調の導入を検討する際、どのような工事が行われるのか気になる方も多いでしょう。本記事では、お問い合わせから現場診断、具体的な施工、導入後の運用定着までの流れを分かりやすく解説します。
デシカント空調の導入は、まず専門業者へのお問い合わせから始まります。その後、専門のスタッフが現場診断に訪れ、データロガーなどの機器を用いて施設内の温湿度や気流を正確に計測します。この計測データをもとに現場の状況を分析し、適切な設計目標の設定と機器選定が行われます。
現場診断の結果に基づき、具体的な施工計画や図面、お見積もり、提案書が作成されて提示されます。これらの内容やスケジュールにしっかりとご納得いただいたうえでご契約となり、実際の施工に向けた準備へと進んでいきます。
実際の取付工事では、室内機や室外機を所定の位置に設置するだけでなく、給排気のバランス調整や気流設計が重要となります。また、ハイブリッド方式などのデシカント空調の場合、ドレン(排水)設計も必要となるでしょう。すでに稼働している既存の空調システムと連携させる場合には、システム間の互換性や制御の連携可否を事前にしっかりと確認したうえで施工されます。
さらに、稼働中の店舗や工場への導入においては、営業や生産ラインへの影響を最小限に抑える工夫がなされます。非稼働時間帯を利用した集中的な作業や、代替となる仮設空調の設置など、綿密な工程管理のもとで工事が進められるため、導入に対するハードルは大きく下がります。
すべての機器の設置が完了し、動作確認で問題がないことが確認されれば施工完了となり、運用が開始されます。導入後は、湿度センサーなどと連動させた制御設定を行うことで、常に適切な温湿度環境を維持します。
また、長期間にわたってデシカント空調の高い効果を持続させるためには、定期的なフィルターの洗浄や点検といった運用定着が欠かせません。
デシカント空調の導入には大掛かりなイメージがあるかもしれませんが、事前の正確な現場診断と、営業に配慮した適切な工程管理によってスムーズに設置することが可能です。まずは専門業者へご相談いただき、快適で衛生的な環境づくりを進めてみてはいかがでしょうか。
画像引用元:株式会社ティーネットジャパン公式HP
(https://www2.tn-japan.co.jp/kathabar/contents/products/kathabar/)
0℃付近で高い省エネ効率(乾式デシカント比約40%削減※1)を発揮し、低温環境での運用コストを大幅に削減。霜取り運転も不要なため安定した稼働が見込めます。
特殊溶液が結露・粉じんを抑え、製品トラブルを予防。除菌性(食塩水相当)により空気中の菌も除去※2し、HACCPにも対応可能です。
画像引用元:株式会社西部技研公式HP
(https://seibu-giken.com/products/287/)
機能性ハニカム構造を製造する技術と、特殊シリカゲルや合成ゼオライトを使用することにより、-90℃DPという超低露点に対応します。
クリーンブースの一体設計が可能。湿度制御の精度を高めることで、恒常的な超低湿制御が前提となる有機EL製造に対応できます。
画像引用元:日本特殊陶業公式HP
(https://niterra-air.com/)
天井埋め込み型なので店内の景観を損なわず、最短1日の夜間工事※3で設置が完了。営業への影響を抑えた導入が可能です。
独自開発の除湿素材を活用し、店内の湿度を40〜50%に保つことで、冷蔵ショーケースの曇りや結露の発生を抑えやすい空調環境を整えます。
※1 108.8kW→61.9kW 参照元:ティーネットジャパン公式HP(https://www2.tn-japan.co.jp/kathabar/files/products_kathabar/comparison_table.pdf)
※2 実証実験による結果。測定場所:某ビール工場 測定日時:1998年7月7日 測定機器:RCSエアーサンプラー(密閉状態で測定)
参照元:ティーネットジャパン公式HP(https://www2.tn-japan.co.jp/kathabar/contents/products/kathabar/)
※3 1台で約1日(スーパーマーケットの場合、閉店後~翌開店前まで)で設置可能。 参照元:日本特殊陶業株式会社公式HP(https://niterra-air.com/faq/)