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冷蔵倉庫の除湿と結露防止|デシカント空調の導入メリット

目次

冷蔵倉庫、とくにチルド帯(0℃~10℃)における結露や霜付きの問題を、「冷やしている以上、ある程度は仕方がないもの」と感じていないでしょうか。

しかし、床一面の結露によるスリップ事故、冷却器への霜付きによる頻繁なデフロスト運転、天井からの水滴落下による段ボールの濡れやカビ発生は、作業安全・品質管理・エネルギー効率のすべてに悪影響を及ぼします。

本記事では、冷蔵倉庫の結露・霜付きがなぜ起こるのかを整理したうえで、従来の方法では解決が難しかったこれらの課題に対し、具体的な「除湿・結露防止の方法」として注目されている「デシカント空調」がなぜ有効なのかを解説します。

冷蔵倉庫の結露・霜付き、
「冷やす」だけでは解決しません

冷蔵倉庫特有の
結露・霜付きの悩み

冷蔵倉庫では、以下のような課題に悩まされるケースが少なくありません。

  • チルド室(0℃~10℃)の床が結露で濡れ、フォークリフトや作業員がスリップしそうで危険
  • 冷却器に霜がびっしり付着し、頻繁な霜取り(デフロスト)が必要
  • 天井や配管から水滴が落下し、段ボールの濡れやカビ、荷崩れが発生

これらはすべて、庫内の空気中に含まれる過剰な水分(湿度)が原因で発生しています。

従来の除湿方法が
通用しない理由

結露対策として一般的に用いられるエアコン(冷房)による除湿は、空気を冷やして水分を凝縮させる方式です。しかし、冷蔵倉庫はすでに低温に保たれているため、これ以上空気を冷やすことができず、除湿能力が著しく低下します。

無理に運転を続けると、機器内部が凍結したり、冷却器に霜が付きやすくなったりするため、冷蔵倉庫の結露対策としては根本的な解決にはなりません。

結露防止の「方法」:
なぜデシカント空調が
冷蔵倉庫に適するのか?

空気を冷やさずに
湿度を下げる仕組み

デシカント空調は、エアコンのように空気を冷やすのではなく、吸湿材(デシカントローターや吸湿液)を使って空気中の水分を直接吸着・除去する方式です。

そのため、温度条件に左右されにくく、低温環境でも安定した除湿性能を発揮します。

冷蔵倉庫(低温環境)で
発揮される3つの強み

強み1:低温でも除湿能力が落ちない

デシカント空調は、0℃付近のチルド帯であっても除湿能力が低下しにくく、冷蔵倉庫内の湿度を安定的にコントロールできます。これにより、床面や壁面、配管表面での結露発生を抑制します。

強み2:霜取り(デフロスト)運転の削減

庫内の空気が乾燥することで、冷却器への着霜が起こりにくくなり、頻繁な霜取り作業を大幅に削減できます。デフロストによる庫内温度の上昇を防ぐことで、商品の品質を安定させるだけでなく、エネルギーロスの低減にもつながります。

強み3:温度と湿度の独立制御

「温度は0℃のまま維持したいが、湿度だけを下げたい」という冷蔵倉庫特有の要求にも、デシカント空調は対応可能です。湿度(潜熱)と温度(顕熱)を分けて制御することで、過冷却のない効率的な運用を実現します。

【KARADESI推奨】
冷蔵倉庫の除湿・結露防止に
適したデシカント空調

カサバー
(株式会社ティーネットジャパン)

冷蔵倉庫、とくにチルド帯での除湿・結露防止を目的とする場合、KARADESIではティーネットジャパンの湿式デシカント空調「カサバー」を有力な選択肢の一つとして紹介しています。

冷蔵倉庫への
推薦ポイント

カサバーは、0℃付近の低温環境で高い省エネ性能を発揮するよう設計されており、冷蔵倉庫のランニングコスト削減に貢献します。また、霜取り運転が不要なため、24時間安定した温湿度環境の維持が可能です。

さらに、湿式(塩化リチウム水溶液)による除湿方式の特性として、空気中の菌やカビ、塵埃の除去効果も期待でき、HACCP対応を意識した衛生管理の強化にもつながります。

0℃付近の低温環境に強い
「カサバー」の特徴を見る

食品工場向け
デシカント空調の導入事例を見る

まとめ:
冷蔵倉庫の品質管理は
「湿度」の管理から

冷蔵倉庫における結露や霜付きは、作業の安全性、商品の品質、そしてエネルギー効率に直結する重要な課題です。

従来の「冷やす」除湿方法では解決が難しい低温環境においては、湿度を直接取り除くデシカント空調という「方法」が、最も現実的で効果的な対策となります。

とくにチルド帯では、その環境特性に適したデシカント空調(例:カサバー)を選定することが、結露防止と省エネ、品質管理を両立させるための鍵となります。

THREE SELECTIONS
目的に応じて選ぶ
デシカント空調製品おすすめ3選
チルド食品の冷却包装
向け
カサバー
カサバー

画像引用元:株式会社ティーネットジャパン公式HP
(https://www2.tn-japan.co.jp/kathabar/contents/products/kathabar/)

低温度帯での省エネ稼働と衛生管理

0℃付近で高い省エネ効率(乾式デシカント比約40%削減※1)を発揮し、低温環境での運用コストを大幅に削減。霜取り運転も不要なため安定した稼働が見込めます。

特殊溶液が結露・粉じんを抑え、製品トラブルを予防。除菌性(食塩水相当)により空気中の菌も除去※2し、HACCPにも対応可能です。

有機EL製造・開発環境
向け
ドライセーブSSP/SZP
ドライセーブSSP/SZP

画像引用元:株式会社西部技研公式HP
(https://seibu-giken.com/products/287/)

超低露点乾燥を実現する独自技術

機能性ハニカム構造を製造する技術と、特殊シリカゲルや合成ゼオライトを使用することにより、-90℃DPという超低露点に対応します。

クリーンブースの一体設計が可能。湿度制御の精度を高めることで、恒常的な超低湿制御が前提となる有機EL製造に対応できます。

冷蔵ショーケース結露対策
向け
カラットデシカント
カラットデシカント

画像引用元:日本特殊陶業公式HP
(https://niterra-air.com/)

営業を止めずに黒カビ・結露対策

天井埋め込み型なので店内の景観を損なわず、最短1日の夜間工事※3で設置が完了。営業への影響を抑えた導入が可能です。

独自開発の除湿素材を活用し、店内の湿度を40〜50%に保つことで、冷蔵ショーケースの曇りや結露の発生を抑えやすい空調環境を整えます。

※1 108.8kW→61.9kW 参照元:ティーネットジャパン公式HP(https://www2.tn-japan.co.jp/kathabar/files/products_kathabar/comparison_table.pdf)
※2 実証実験による結果。測定場所:某ビール工場 測定日時:1998年7月7日 測定機器:RCSエアーサンプラー(密閉状態で測定)
参照元:ティーネットジャパン公式HP(https://www2.tn-japan.co.jp/kathabar/contents/products/kathabar/)
※3 1台で約1日(スーパーマーケットの場合、閉店後~翌開店前まで)で設置可能。 参照元:日本特殊陶業株式会社公式HP(https://niterra-air.com/faq/)